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> > 「京の老舗」川瀬満織物

2014年10月31日

江戸時代後期より続く日本で3番目に歴史のある京の老舗「川瀬満織物」より、貴重な魅惑の宝石「瑠璃」と「ダイヤモンド」を織り込んだ『ラピスダイヤ引箔』の帯とバッグ・草履が届きます。

歴史や伝統を重んじながら、現代的なエッセンスを融合させた、斬新なものづくりを得意とする「川瀬満織物」。
創業160余年、常に新しい技法を追求し、ヨーロッパからアジアそして日本の古典にデザインのモチーフを求めながらモダンなデザインを打ち出すことで定評のある「京の老舗」より、西陣織一筋46年の伊藤正明氏にご来店いただき、匠の美技についてお話しをしていただきます。

ラピスダイヤ引箔

ダイヤモンドと天然石のラピスラズリを粉末状にして和紙に貼り、極細く刻んで緯糸に織り込んだ河瀬満独自の技法です。
青く輝く石玉『ラピスラズリ』、和名で『瑠璃』は、日本の仏教の経典に七宝のひとつとして挙げられていることからもわかるとおり、古来より、洋の東西を問わず尊ばれ、人を魅了し続けてきました。アフガニスタン地方に産出するその青く美しい宝石は、古代エジプトの王墓に散りばめられ、ヨーロッパにおいては海を渡ってきた青玉という意味で『ウルトラマリン』と呼ばれ、聖母マリアのローブの色には欠かせない大変貴重な顔料でした。
その遠くシルクロードを経て伝来した高貴な青『瑠璃』と、言わずと知れた『ダイヤモンド』を京都の現代の匠が織り上げる───老舗のこだわり、そして美の神髄を追い求める匠の仕事は細部にまで余念がなく、絶妙な輝きと色出しにより織り出される優美な柄ゆきは、さりげなく品の良さ醸し出してくれて、華やかな席から普段使いまで幅広く重宝することでしょう。

帯のみならず、織り地を贅沢に使ったバッグや草履も、いつもの着こなしを格上げしてくれるに違いありません。是非この機会に、いにしえと現代の美の融合をご堪能いただければと思います。

着物の愉しみ

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