うつわは、料理を盛る道具としてだけでなく、トキ(時間)を楽しむ、鑑賞の愉しみなど、さまざまです。今月の有田焼は、新しい技法を凝らした、色彩豊かなカップが勢揃いしました。ゆったりとしたお酒タイムに、観賞用にと、楽しみの多いうつわです。その他にも、秋の夜長をゆったりとすごすお供にぴったりの酒器も数多く揃っています。 鑑賞の秋、食の秋… あなたはどんな秋を楽しみますか?
志田陶磁器株式会社
1909年創業、嬉野市塩田町志田地区で焼かれていた有田焼の卸会社。志田地区で焼かれた焼物は「志田焼」とも呼ばれ、有田町(内山)から離れた大きな窯場を意味する「有田大外山」のひとつ。弊窯は1984年に製造を中止したが、陶土の製造から上絵付けまでを一貫生産した珍しい窯で、「日本遺産」・「近代化産業遺産」に認定され、現在は「嬉野市営・志田焼の里博物館」として保存されています。
「有田でしか作れない物」・「有田で作る意味」をコンセプトに、食器・インテリア・アート、クラシックなものからモダンなものまで幅広く取扱っています。