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2017年5月31日

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6月 鳴雷月:藍白色(あいじろいろ)

ほんのりと藍色の入った、わずかに青い白色

藍の色はとても多く、藍染の工程の中でも初期の段階の、最も薄い色で、「甕覗(かめのぞき)」よりも淡く少し緑がかった水色をしています。純白の生地はすぐに赤くやけるので、白のすがすがしさを少しでも永続させる手段として青味付けしたものです。別名「白殺し」とも言い、「真っ白」ではきつくて眩しすぎるので、藍をほんのり加えて白を殺すことからそう呼ばれています。微妙な色目にも名前を付ける日本人の細やかさがうかがえます。

2012年に完成した東京スカイツリーは、日本の伝統色である「藍白」(あいじろ)をベースにしています。「白」は富士山の頂きなど、潔さ・神聖さを想起させ日本人の伝統的な美意識に通じる色であり、空の表情などを映し込み四季を通じて様々な表情を見せる色であるというコンセプトのもとに決定されたそうです。

その東京スカイツリーには、江戸切子をはじめとした、日本の伝統工芸の技を随所に見ることができます。是非とも、日本の手技をご覧ください。

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