2010年2月号 樺細工 高島まち子さん (角館工芸協同組合)


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樺細工のように自然界の原料から作られるものには、自然の恩恵に感謝する気持がつまっている。角館工芸協同組合では、原料となる山桜の植樹も行なっている。山桜の樹皮が採取できるようになるまでに約30年ほどかかるが、節度ある採取を行なうことで、木はそこから成長し、また採取することができる。

桜の木の皮を使った「樺(かば)細工」は、秋田県角館町にしか伝承されていない唯一無二の伝統工芸品。

春の歓びを満開にさせて咲く桜。寒さはまだまだ厳しい立春の頃、誰もが心待ちにしている特別な存在。そんな桜の木の皮を使った「樺(かば)細工」は、秋田県角館町にしか伝承されていない唯一無二の伝統工芸品。日本はもとより、世界を見ても類を見ないという樺細工はなぜ角館にしか存在しないのだろうか?そして桜の木の皮でありながら、なぜ「樺細工」という名称なのか?そんな疑問を角館工芸協同組合の高島まち子氏に教えていただきました。

古くから城下町として整備された角館の町並み。古き良き情緒が漂う武家屋敷がもっとも美しいとされる春の季節。桜並木が一斉に春の到来を告げ、しだれ桜の桜色が武家屋敷に降りそそぎ、黒板塀に薄紅色の花々がかかる景色はまるで時代を超えてタイムスリップしたかのような錯覚まで楽しめる。そんな角館で古くから伝承されている代表的な伝統工芸品が「樺細工」。

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