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| 10月 鏡祭月:緋色(ひいろ) |
やや黄色みのある鮮やかな赤色。
秋の空に向かって緋色の花を咲かせる彼岸花。緋色とは、茜(あかね)で染めた濃い赤で、平安時代から用いられた伝統色名です。山野に自生する多年草の茜の根を染料とし、灰汁で媒染しました。緋(あけ)とも言われ、日や火の色をさします。推古天皇の時代以来、紫に次ぐ高位の色で、奈良時代に定められた服飾尊卑では19色の中で5番目に位置づけられました。平安時代の中頃から染法が変わり、それに伴い色調も鮮やかな紅緋色に、読み方も「緋色」となりました。
空を真っ赤に染める秋の夕焼け。鮮やかに山を染めていく紅葉。四季の色彩の移り変わりを、お愉しみください。
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