山茶始めて開く(つばきはじめてひらく)』
立冬の初候 、山茶花の花が咲きはじめるころ。候には「つばき」とありますが、ツバキ科の「さざんか」をいいます。
立冬のころになると、冷たい風が吹き、木々の葉が落ち、道沿いの垣根にやわらかな白い山茶花が咲きはじめ、冬の訪れを感じられます。秋から冬への変わり目に降る長雨を「サザンカ梅雨」と言います。花名の山茶花(サザンカ)は、中国語でツバキ類を指す「山茶(さんさ)」に由来し、山茶花の本来の読みである「サンサカ」がなまったものといわれます。サザンカは江戸時代に長崎の出島からヨーロッパに伝わり、和名がそのまま学名(Camellia sasanqua)になりました。
いつもの道を歩きながら、山茶花の花を探してみませんか。 |